経営革新とは

経営革新という言葉、何か難しそうな響きです。まあ業界用語みたいなものと考えても構わないのかも知れません。
国や市町村、関係する金融機関とではきちんと通じる言葉ですので、業界用語なんでしょう・・・

経営革新という言葉を調べてみましょう。手元に辞書がなくてもネットで検索するだけで簡単に調べることができますので、本当に便利になりました。
中小企業診断協会（www.j-smeca.jp)が中小企業診断士向けに経営革新計画・実践支援マニュアルというものを出していて、その中に経営革新とは「環境変化に積極的に対応する」ことと書いています。政治・経済・社会・・・全てが刻一刻と変化しているなかで、企業だけが変化しないというのはあり得ません。変化に対応出来ない企業は取り残され、最終的になくなって（倒産・解散）しまうのです。別の見方をすると、企業自体が変化していくのですが、その変化が政治・経済・社会・・・の変化に対応出来るものであれば企業は存続し、対応出来ない変化であれば、淘汰されるということになります。
そういう意味では、ダーウィンの進化論にもつながる話ですね。

のっけから難しいことを書いてしまいました。これは筆者の悪い癖なのですが、なかなか直りません。文章を扱う人として、最初にきちんとその言葉の意味、定義をはっきりさせなければダメという強迫観念・・・とまではいかないにしろはっきりさせないと気が済まないタイプなんですね。
まあ書いちゃいましたので、ついでに「革新」という言葉も調べてみましょうか。
革新という言葉の意味はｇｏｏ辞書（デジタル大辞泉（小学館））では「旧来の制度・組織・方法・習慣などを改めて新しくすること。特に、政治では、現状を改革しようとする立場。」とあります。
ま、ものすごく簡単に言えば、「新しいことを始める」ということです。

新しいことを始めるとき、とくに企業の場合はなんらかの費用が発生することが多いです。それについて、国としてそれをサポートしましょうということで、経営革新支援として「経営革新に取り組む中小企業を、資金調達、税制、販路開拓等で支援」する施策を掲げています。

あまり文章が長くなるのはよくないので、今日は一旦ここまで。明日以降不定期にはなりますが、続きを書いていきます。