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経営革新計画を作ること

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経営革新計画を作ること

経営革新計画を作ること

2022/08/10

経営革新計画を作ること

経営革新計画を立てることは、新しいことを始めるときに作成する計画だということは前に書きました。

計画を作ってそれに従って事業を進めることなんて、そんなの当たり前じゃないか!?と言われるかも知れません。でも意外とKKD(勘と経験と度胸)で「エイ!や」で新しいことを始めることもよくあるんです。
これまで数多くの経営者の方といろんなお話をさせて頂いたのですが、会社の規模(売上高、従業員数など)が大きいところは計画を作ることが多く、規模が小さくなればなるほど、「計画!?」と言われる社長様が多いという感覚です。

KKDを否定するものではないんですが、これは最後の最後に決めるときに取っておいてほしいと思っています。

人生山あり谷ありと言われますが、会社の経営も同じことが言えます。
経営者の最終ゴールは後継者に会社をバトンタッチさせること。これを達成するには大前提として、後継者にバトンタッチさせるまでに会社を継続させなければなりません。ということは会社を倒産させるような大きな失敗をしてはならないということになります。

会社を継続させることは、ある意味山道を歩くことと似ていると思います。

到達したい目標地点(ゴール)を目指して歩くのですが、ずっと遠くだけを見て歩くことはできません。かと言って足元だけを見ていては、道を間違えることだってあり得ます。だから目指すゴールと足元の両方をみつつ、途中の目印を見て道が間違っていないかを確認します。

道の途中にある「道しるべ」が中間目標で、そこに達するまでどういうことをしなくては行けないかということを決めるのが、計画を立てることになります。

その道をそのまま歩いていけば目標に到達することは極まれな話で、分かれ道があったり、道の途中に倒木があって道を塞いでいたり、ひょうとしたら土砂崩れで道が塞がれているかも知れません。そういった困難に立ち向かうには、新しい道具を使ったり、今までと異なった方法を選んだり、迂回路を探したりして歩き続けることが必要となります。

例えば迂回路を選んだとしましょう。迂回路はどんな道なのか事前にどのくらいの時間が掛かるのか、どんな景色になっているのかなどを調べられれば、いままで通ったことのない道でも確実に目標地点もしくは元の道に戻ることができます。

企業経営でも同じことです。例えばリーマンショック、例えば今回の新型コロナ禍など、従来事業をそのまま継続することができなくなったとき、新しい事業を始めなければならなくなったとき、現在の自社の状況を鑑み、また現在の景気や経済環境、最新技術などを考慮して進むべき道(事業)を決めます。道が決まれば、どんな道具(設備)を使う必要があるのかまたそれは今の設備で対応できるものなのかを考え、必要とあらば新しい道具(新規設備)を導入しなくてはなりません。

でもその道具を購入する資金がない場合はどうしましょう!?諦めたら会社の状況は悪化して最悪は倒産ということになります。なんとかして資金を都合して購入しなくてはなりません。じゃあどこからお金を借りましょうか!?普通はメインバンクにお願いするのですが、金融機関というのは会社の状況が良いときには「借りて下さい」とお願いしてくるのですが、悪いときには「貸せません」と言われることだってあります。

そんなとき、「これこれこういうことをすることで、会社の状況が良くなるんだ」ときちんと説明できれば、納得してくれるはずです。この「これこれこういうこと」をいろんな資料を用いてわかりやすく説明する必要があるのです。

この説明に必要なものが事業計画であり、経営革新計画なのです。

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