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売上と利益の構造 その1

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売上と利益の構造 その1

売上と利益の構造 その1

2022/08/31

売上高と利益の関係は

  利益 = 売上高 - 費用 or 売上高 = 費用 + 利益

となっているのはご存知だと思います。

 この単純な式をいろいろ分解して企業経営の様々な段階でどのように利益を確保しているのかを考えます。

売上総利益

売上総利益は一般的には「粗利益」と言われるもので、製品やサービスに直接的にかかった費用を売上高から引いたものになります。

 売上高 = 売上原価 + 売上総利益

ですので、

 売上高 > 売上原価

であれば、利益が確保できているのですが、逆に

 売上高 < 売上原価

であれば、この時点で赤字(損失)となっているということになります。

 

売上原価とは

一般的に製品を作る際には

 ・原材料費

 ・作業員の給与手当

 ・外注費

 ・製造するために使用する機械代

 ・製造するために必要な電気代、水道代、ガス代等

など費用として必要となります。

これらの製品を作るもしくは販売する際に必要な費用を一般的に売上原価と言います。業種によっては製造原価(製造業)とか工事原価(建設業)と言うこともあります。

よく「うちはサービス業で、原価は0(ゼロ)」とおっしゃる社長がいますが、そのサービスを提供するために自社の人員を当てているのであれば、労務費が発生します。社員でなく外注さんに任せているという場合も外注費が発生します。

「その当たりは事務員さんがやっているから」という場合もあるかと思います。厳密に言うとその事務員さんの仕事の内容によって給与の一部は労務費と見做さないとダメなこともあります。

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